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家計に影響を与える経済の動き

経済の最小単位と言われている家計。
経済の動きは家計にどんな影響を与えるのでしょうか。
代表的なものを見てみましょう。

■この記事で学べること



■外国為替

外国為替とは、自国の通貨と外国の通貨を交換することで、交換比率のことを為替レートと呼びます。
たとえば1ドル100円とすると、100円で1ドルと交換することができます。

家計に特に影響を与えるのは輸入品分野と言えるでしょう。
米国から100ドルのものを輸入したとしましょう。
為替レートが1ドル100円のときには日本円で1万円になります。
しかし1ドル120円のときには日本円で1万2000円と、円にすると20%値上がりすることになります。

海外旅行に行く場合はどうでしょうか。
米国に100万円の予算で旅行に行くとしましょう。
為替レートが1ドル100円のとき、100万円は1万ドルに替えることができます。
しかし1ドル120円のときには8300ドルにしかなりません。

為替がいかに家計に影響を及ぼしているかが分かるのではないでしょうか。

詳しく調べてみるのはいかがですか
▶ 為替が家計に及ぼす影響


■株価

資産運用に株式を組み入れている家計は、株価により直接的に資産が変動するため大きな影響を受けると言えます。
株式を組み入れていない家計も、株価と無縁ではありません。
株価が上昇することは投資資産の増加を意味するため、消費動向が変わり好景気をもたらすからです。
高額商品の販売が伸びるためそれに関連する産業が潤い、従業員へ還元されることで良いサイクルを生み出します。
ただ日本企業は資金効率が悪く、過剰に内部留保を貯めこむ傾向にあります。
いまの日本がデフレマインドを脱することのできない要因の一つにはこれがあるのかもしれません。


■政策金利

政策金利とは、日本銀行が金融機関に融資する際の金利のことです。
景気が良い場合には政策金利を上げ、景気が悪くなると政策金利を下げるのが一般的です。

家計が大きく影響を受けるものとして、住宅ローンが挙げられます。
政策金利が上がることで銀行が融資するローンの金利も上がり、実質的に借りることのできる金額は少なくなります。
政策金利が下がる場合はローンの金利が下がり、借りることのできる金額は多くなります。
仮に5000万円を借り入れる場合、金利が1.2%のときの総返済額は6126万円ですが、1.8%になると6743万円になります。
タイミングにより家計の負担は大きく変わるでしょう。

もうひとつ大きな影響があるのは、預金利率です。
政策金利が上がる場合銀行預金の利率は上昇し、家計は預金からより多くの利息を得られるようになります。
逆に政策金利が下がると銀行預金の利率は低下し、預金の利息はほぼゼロの状態になります。
預金金利が低下すると、計画した利回りを達成するために資産を別の方法で運用する必要も出てくるでしょう。

政策金利の動向に注意を払う重要性が分かるのではないでしょうか。

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▶ 金利が家計に及ぼす影響


■まとめ

為替や株価、政策金利が家計に大きな影響を及ぼすことが分かりました。
ニュースでそれらの情報を目にした際、家計に影響がある情報としてとらえるようにしましょう。
またその情報をもとに資産運用を調整することで、より効率的な家計運営を行うことができるでしょう。


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