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REIT(不動産投資信託)で資産運用するメリットとデメリットはなに?


投資対象を不動産に絞っている、REIT(不動産投資信託)。
しかしREITには、通常の投資信託と違い不動産特有のリスクがあります。
また直接的な不動産投資とも違いがあります。
どんなメリットとデメリットがあるでしょうか。
見てみましょう。


■この記事で学べること



■メリット

不動産投資と違い少額投資が可能で、換金性も高くなっています。
また、物件の維持やテナント管理をする必要がないことも利点として挙げられます。
リスクの観点では、複数の不動産に投資するため分散投資効果があり、実物に比べ空室リスクや災害リスクを減らすことができます。
REITの収益は保有期間中、通常の投資信託と同様に分配金の形で得ることができます。
通常の投資信託との違いとしては、不動産投資のためインフレに強いことが挙げられます。
また保有時に信託報酬がかかるものの、通常の投資信託に比べ安い傾向にあります。


■デメリット

不動産の賃貸市場や売買市場、金利環境、経済情勢などにより、価格や分配金が変動することがあります。
また、投資対象の不動産が地震や火災の被災を受けた場合など、予想不可能な事態によって価格や分配金が変動する可能性があります。
さらに、上場廃止リスクや倒産リスクもあり、価格が急落したり、取引が著しく困難になる可能性があります。
海外のREITの場合には上記のリスクに加え為替リスクやカントリーリスクもあるため、その点も注意が必要でしょう。


■家計で投資をする際のREITの位置

比較的安定しており、リスクのわりにリターンが良くインフレにも強いため、家計に取り入れたい投資のひとつでしょう。
ただし現在高値圏を推移していることや、性質上災害に弱いこと、経済の動向に影響を受けることを考えると、株式や投資信託、債券などと組み合わせて運用するのが思わしいでしょう。



■家計で投資をする際の銘柄の選び方

投資信託には複合型と単一型がありますが、家計で運用するには複合型をベースにするのが良いでしょう。
さまざまな種類の不動産に投資するため利回りは単一型に劣りますが、リスクは低くなります。
また海外REITは利回りが高く魅力的なものも多いですが、為替やカントリーリスクなどの観点から、家計の資産に組み入れる比率は控えめにした方がよいでしょう。


■取扱機関

証券会社での取り扱いとなります。
なお、証券会社であればどの銘柄でも取り扱っているわけではありません。
すでに購入する銘柄が決まっている場合、その銘柄の取り扱いがある証券会社で口座開設と購入を行うとよいでしょう。


■まとめ

不動産を投資対象としているため比較的安定した収益を期待できる半面、さまざまなリスクがあることも分かりました。
銘柄選びの際は経済情勢と投資対象をよく確認しましょう。
不動産の特性上、いままで収益が安定していても、何かの拍子で急速に悪化する可能性もあります。
その点も踏まえ投資し、一定期間ごとに見直しを行うことでリスクを最低限に抑えましょう。

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