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金(GOLD)を資産運用に組み入れるメリットとデメリットはなに?


「有事の金」と呼ばれる金。
それを家計の投資に組み入れるメリットとデメリットは何でしょうか。
どれくらい保有するのが思わしいでしょうか。
見てみましょう。


■この記事で学べること



■金の購入方法

①金貨・金地金、②純金積立、③投資信託、④金ETF、⑤金先物・CFD


■メリット

金は株式や債券と違い実在する資産であり、存在そのものが価値となるため、信用リスクが極めて低いことが挙げられます。
また、金は上記の理由から安全資産とみなされているため、災害時や戦争、世界情勢の混乱時などの際に投資家の資金退避先となり、非常時に価格が上昇する傾向にあります。
金自体がモノであるため、インフレになりお金の価値が下がると、金の価値は上がる傾向にあります。
資産の安定性を高めるために、金投資は重要な役割を占めると言えるでしょう。


■デメリット

配当や利子がない点は金投資のデメリットといえるでしょう。
株式や投資信託であれば配当、不動産投資であれば家賃収入というインカムゲインがあります。
投資の収益として一般的に「インカムゲイン(保有期間中収益)」「キャピタルゲイン(売却益)」があるものですが、金は利子や配当などがないため、保有しているだけでは利益を得ることができません。
またそのものの価値が非常に高い反面、現物で保有していると紛失や盗難などのリスクがあります。
現物以外の購入方法ではそれらのリスクがない反面、手数料がかかることにも留意しておく必要があるでしょう。

次の言葉の意味を調べてみましょう
▶ インカムゲイン(保有期間中収益)とは?
▶ キャピタルゲイン(売却益)とは?


■家計での金投資の位置

インフレへの備えとして、一部資産を金投資に充てるのは賢明と言えます。
しかし価格が安定しており、インカムゲインも得られないため資産増にはつながりづらいのも事実です。
あくまで安定資産としての位置づけを守り、比重を高めすぎないように注意しましょう。


■家計で投資をする際の種類の選び方

まとまった資産がない場合は純金積立でこつこつと増やすのが良いでしょう。
また金を証券化したETFの購入もおすすめです。
まとまった資産があり、自宅に金庫など保管スペースがある場合は金の現物を購入できるでしょう。
さまざまな手数料を最も安くあげることができます。


■取扱機関

取扱機関は商品形態によって大きく変わります。
商品ごとの主な取扱機関は以下の通りです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
商品 取扱機関
金現物 宝飾店、地金商、金属メーカーなど
純金積立 地金商、金属メーカー、証券会社、商品先物業者など
投資信託 証券会社、銀行
金ETF 証券会社
金先物・CFD 証券会社、商品先物業者

■まとめ

金投資はインフレリスクへの備えとして有用である反面、資産を増加させるには不向きであることが分かりました。
金投資は人気があり、さまざまな手段で投資を行うことができます。
自分に合った金投資を選ぶことで、さまざまなリスクに備えていきましょう。


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