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物価上昇率(インフレ率)


物価上昇率とは、前月または前年などある時点を基準とした価格変動の上昇の度合いを測る経済指標のことです。
消費を刺激するために政策ではインフレ目標が定められており、基本的に物価は緩やかに上昇し続けることが理想的と考えられています。

物価が上昇する理由は、モノの価値がお金の価値よりも高くなることによって起こります。
政策面では、インフレ目標を達成するために大量の紙幣を刷って市場に投入することがあります。
そうするとお金の価値は下がり、相対的に物価が上がることになります。
好景気の場合はお金が回りやすくなるためモノの需要が大きくなり、モノの値段が上がることになります。
いずれにしてもお金の価値がモノに対して相対的に下落することを、インフレと呼びます。

たとえば、市場においてりんごが1個100円であった場合を想定してみましょう。
この時、りんご1個と100円の価値は釣り合っているといえます。
しかし翌年、気象状況などが影響してりんごの収穫数が少なくなったとしたらどうでしょう。
その場合、りんごの価値が上がるため、100円ではりんごを購入することができなくなります。
このとき、りんごの価値が上がっていることを物価の上昇と言い、物価が上昇するのは、その価値が高くなったからと考えることができます。

現在の日本ではインフレ率2%を目標としており、それに合わせてさまざまな政策が打たれています。
支出上昇に合わせて収入も上がり、金利も上がればいいのですが、そうはいきません。
物価が上がっても預金金利は物価上昇率よりはるかに低いため、現状インフレ率分資産が目減りしています。
預金のみに偏らないようにし、資産の目減りを防ぎましょう。