資産運用の大切さは分かったけど、資産運用にはどんな種類があるの?
そうだね…
じゃあ今日は、家計に組み入れやすい資産運用の種類と特徴についてざっと見てみよう!
はい!お願いします!
預貯金
資産運用で言う預貯金の中には、普通預金や定期預金が含まれます。
双方ともに基本的に元本割れせず、1000万まで預金保障される安全性の高い運用方法となります。
ただし利回りは非常に低く、各社のキャンペーンなどを除くと0.002%程度となっているため、リターンを狙うことは困難です。
ほかの投資商品と組み合わせて運用することが望ましいでしょう。
株式投資
投資と言えば株式、と思われる方は少なくないでしょう。
株価の売買差益に加え、株式保有中に得ることのできる配当金や株主優待などの恩恵を得ることができます。
しかし、リターンはその会社の業績に大きく左右されることに注意が必要です。
資産運用が初めての方には、身近な会社の中で業績が良く、割安な株式を買うことからスタートすることをお勧めします。
投資信託
テーマに基づき、複数の株式や債券を組み合わせたものです。
銘柄を組み合わせて構成しているため、株式よりリスクは少ないと言えるでしょう。
投資信託でも売買差益や分配金を得ることができます。
しかし株式保有で得られる株主優待などの特典はなく、保有期間中に別途信託報酬がかかるため注意が必要です。
通常の投資信託に加え、毎月一定額分の投資信託を購入していく積立投信もあります。
投資信託や積立投信も、資産運用を始めようとしている方に適したものと言えるでしょう。
REIT(不動産投資信託)
投資信託のうち、対象を不動産に絞ったものです。
不動産投資を始めたいものの、まとまった額を用意できない場合にいいでしょう。
また現物の不動産投資と違い複数物件に投資することになるため、空室リスクなども軽減されるメリットもあります。
しかし投資対象物件の需要減や、災害や焼失などによる利回りの低下の可能性がある点には注意が必要です。
債券
おもに国債や社債などがあげられます。
国債に関しては極めてリスクの低い商品と言えるでしょう。
社債は、その会社の信用や償還条件などを確認したうえで購入する必要があるでしょう。
いずれの債券を購入するにしても、信用のある債権の利回りは低く、信用の低い債券の利回りは高いことを覚えておきましょう。
債券価格の割安さや利回りなどに惑わされることがないよう注意したいものです。
個人型確定拠出年金(IDECO)
任意加入の私的年金制度のことです。
税金面で優遇されることと、通常の年金給付で不足する額を補填できる利点があります。
しかし60歳になるまで、原則として資産を引き出すことはできないことに注意が必要です。
また公的年金とは違い自己責任であるため、個人でリスクを負うことになります。
定期的に構成内容を確認し、運用状況を確認する必要があるでしょう。
金
貴金属投資の中で代表的なものです。
通貨以上の力があるとされているため、国家など通貨発行体の信用にかかわる事態が発生したり、経済が不安定になったりした場合に役立ちます。
購入方法としては現物のほか、投資信託や積み立てなどがあります。
有事に備えてある程度は持っておきたいものです。
ただし金利がつかないため、資産を増やすには不向きであるともいえるでしょう。
まとめ
さまざまな資産運用方法がありました。
預貯金である程度の額を貯められたら、株式か投資信託への投資を始めたいものです。
年金に不安のある方はiDeCoに加入できるでしょう。
いずれの場合も、資金には十分余裕を持って行いましょう。
余裕資金を上手に使うことで、ゆとりある家計にすることができるでしょう。
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