預貯金で資産運用するメリットとデメリットはなに?

なんで貯蓄から投資へ、なんて言うのかしら。
株式市場のニュースを見ると、価格変動しない預貯金が一番安心に思えるのよね…

たしかに、価格変動はしないよね。
もちろん貯蓄にも投資にもメリットがあるんだ。

どちらにもメリットがあるのね。
気になるわ…

じゃあ今日は預貯金で資産運用するメリットとデメリットを学んでみよう!
きっと視野が広がると思うよ!

それはいいわね。
ぜひお願いします!

目次

預貯金の主な種類

預貯金には銀行、ゆうちょそれぞれに次の種類があります。

分類種類
ゆうちょ銀行通常貯金、通常貯蓄貯金、定額貯金、定期貯金、自動積立定額・定期貯金 など
その他の銀行普通預金、定期預金、貯蓄預金、大口定期預金、積立定期預金 など

預貯金のメリット

基本的に元本割れすることはないため、いつでもその金額を引き出すことができます。
また、銀行が破綻した場合でも、預金保険機構により1000万円までは元本が保証されています。
金利以外の要素で金額が変わることはないため、安心して預けておけるでしょう。
また、積立にも対応しているため、貯蓄を始めるのに適しているといえるでしょう。

預貯金のデメリット

利息が極めて低く、インフレ率と合わせて考えると資産価値が相対的に目減りしてしまう点が挙げられます。
たとえば、インフレ率が2%である場合、円の価値は毎年2%下落することになります。

利息が2%でプラスマイナスゼロの状態になるわけです。

現在の預金利率は0.001%程度ですので、普通預金と定期預金の組み合わせなど、預貯金でのみ資産を運用するメリットはそれほどないでしょう。
資産運用の効果を実感するために、ほかの金融商品と併用しましょう。

使いこなすために

預貯金の種類別の使い方をまとめました。

種類使い方
普通預金生活費に加え、予備費や使途確定金を置いておくのに最適
定期預金予備費の一部や使途が決まっているものの、支払いまで期間があるものを預けるのに最適
積立定期預金決められた時期までに一定額を貯蓄したいときに最適

取扱機関

預貯金を始める際の取扱機関と口座開設の種類は以下の通りです。

種類始めるために
普通預金銀行にて普通口座の開設が必要
定期預金・積立定期預金銀行にて総合口座の開設が必要

まとめ

預貯金での資産運用は、元本割れの心配がないため安心して預けられる反面、預けても増えないことが分かりました。
ほかの金融商品との組み合わせることで、リスクを抑える役割を果たすことができます。
安心だからと預貯金だけで満足するのではなく、積極的にほかの金融商品も取り入れていきましょう。

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